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	<title>板橋区　リフォーム　石弘之先生　「下水は何でも知っている」 | </title>
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		<title>石弘之先生の「下水は何でも知っている」を読んで</title>
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		<dc:creator><![CDATA[鹿沼工務店]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 03 Mar 2010 05:29:00 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[板橋区　リフォーム　石弘之先生　「下水は何でも知っている」]]></category>
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					<description><![CDATA[東京農大教授の石弘之先生が日経エコジャパンに寄稿した記事を読んだ。 以下に概要を記す。 新型インフルエンザの薬であるタミフルが、河川が汚染しているというニュースが流れた。服用された薬は体内から下水を通って、河川や海の化学 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>東京農大教授の石弘之先生が日経エコジャパンに寄稿した記事を読んだ。</p>



<p>以下に概要を記す。</p>



<p>新型インフルエンザの薬であるタミフルが、河川が汚染しているというニュースが流れた。<br>服用された薬は体内から下水を通って、河川や海の化学物質汚染を引き起こしているらしい。</p>



<p>日本は全世界で使用されるタミフルの7割を使っているといわれるほどのタミフル大消費国だ。<br>今年（2010年）1月に季節性インフルエンザが流行したときに、京都大学田中宏明教授らが京都府内3カ所の下水処理場で調査を実施した。<br>流行期間が始まる前に採取されたサンプルからはまったく検出されなかったタミフルの代謝産物が、処理後の下水や川から検出された。</p>



<p>その濃度は1Lあたり293.3ng（ナノグラム＝10億分の1グラム）で、川の水では6.6～190ngの人体や生態系に影響をおよぼす濃度ではない範囲だった。<br>しかし、この分析から現在の汚水処理技術ではタミフルを完全に除去できないことがわかった。</p>



<p>タミフルが河川に入り込む経路でもっとも考えられるのは、排せつ物や飲み残した薬をトイレに投棄したケースだろう。<br>インフルエンザはもともと、カモなどの水鳥の持っているウイルスが、突然変異を起こして人に感染するようになったものだ。<br>水鳥が川や池で水中のタミフルに接触すると、体内でタミフルに対して抵抗性のあるウイルスが生まれる可能性が指摘されている。<br>水鳥は一般に、下水処理場から流入する水温の高い水を好む傾向があるといわれる。</p>



<p>医薬品が水質汚染の原因になっているのではないか、とする心配はかなり以前からあった。<br>90年代に、ロンドンを流れるテムズ川でオス・メス双方の生殖器を持つ魚が釣れるようになり、とくに下水の流れ込む場所では、4割の魚が両性具有だった。<br>英国ブルーネル大学などの研究者の調査では、女性が服用した経口避妊薬に含まれる合成エストロゲンが、オスの魚をメス化してしまった疑いが強まった</p>



<p>私たちが飲んだ薬、つまり「化学物質」は、あるものは体内で吸収されて分解され、一部が吸収されないまま排せつされる。最終的にはトイレから下水を経て、河川や海へと運ばれていく。</p>



<p>なかでも、近年は抗生物質による環境汚染が世界的に大きな問題になっている。<br>抗生物質は人間だけでなく、畜産や養殖の分野でも人と成分の共通する抗生物質が大量に使用されている。<br>全抗生物質の7割以上が畜産に使われているという米国の調査もある。<br>畜産排水や養殖池を通して、ほかの医薬品と同じように水環境を汚染している。</p>



<p>抗生物質の水質汚染で、水を通して感染する細菌が環境中で耐性を獲得することが警戒されている。<br>米ミシガン大学の研究チームが、下水から分離した366種のアシネトバクター属の細菌に対して、クロラムフェニコールなど通常使用される6種の抗生物質の耐性を調べた。<br>その結果、検査場所によって28～72％の種類の細菌が、複数の抗生物質に耐性を示した。</p>



<p>耐性の遺伝子はほかの細菌にも伝達されていくので、環境中にかなり広がっている可能性がある。<br>病気を克服するはずの抗生物質が新たな病気をつくりだす、という皮肉な結果になっている。</p>



<p>環境中から検出された医薬品の濃度は、一般的に人が治療で服用する量の約10万～100万分の1であり、直接の健康影響はほとんどないとされる。<br>厚生労働省も「現時点では直ちに対応が必要な濃度ではない」としている。</p>



<p>経済協力開発機構（OECD）の一昨年の環境保全成果報告では、「日本の化学物質管理政策は、人の健康保護と同程度に生態系の保全が図られているとは言えない」として、「規制範囲の強化」が勧告された。<br>環境省などは「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律（化審法）」を改正し、動植物への影響に対する審査・規制制度を導入した。</p>



<p>たが、医薬品のみの目的で使われる化学物質については、薬事法との二重規制を避けるために化審法の適用外になっている。</p>



<p>下水調査が役に立つこともある。ミラノにあるマリオネグリ薬理学研究所の研究者は、イタリアの4つの都市の川や下水を分析して、地域の麻薬の使用状況を調査している。<br>いわば「集団尿検査」である。流域に約540万人が住むイタリア最長のポー川の水質分析から、年間1500kgのコカインが使用され、末端価格にして15億ドルになると推定している。<br>これは麻薬取締当局の推定を大きく上回るものだった。</p>



<p>米国ではオレゴン州やワシントン州の麻薬取締局が、この方法で地域に出回っている麻薬の量や種類を調査する試みをしている。<br>この方法は、集合住宅や個別住居などの下水を分析すれば、エストロゲンの比で男女数や居住者が使用している医薬品なども突き止められるという。<br>いずれ、家庭の下水が「個人情報」として保護される時代がくるかもしれない。</p>



<p>以上、概要と思ったが、かなり興味深く、また意義深い記事である。<br>下水道は、住宅のトイレ、バス、キッチンから流出した排水だけではなく、様々な建物、施設や医療機関から排出された汚水が下水処理場まで到達し処理されている。</p>



<p>しかし、どうしても処理できない物質の中にインフルエンザのワクチンやその他薬品、化学物質が流域の河川や海に排出されているわけだ。</p>



<p>濃度としては僅かとは言え、我が国の国民は薬漬けなのだと実感した。<br>工場だと除外施設という排水処理施設を設置する義務があるが、医療機関は、トラップなどの設置程度なのだろうか。<br>少なくとも街の開業医院や歯科医院で除外施設を設置しているという例は聞いたことがない。</p>



<p>一般家庭でも、トイレやキッチンで環境的にはよくない様々なものを無意識に流していることは想像に難くない。</p>



<p>これからの地球環境や地域の環境を考えると、上流側で汚染源となるものを排出しないようにする市民意識と規制が必要だと思う。</p>



<p>一つの問題を解決しようとするときに、その問題だけを見て解決しようとすると新たな問題が起こってくる。<br>これを防止するためには、古くは、「成長の限界(デニス・メドウズ他)」、近著では「持続可能な未来へ(ピーター・センゲ)」等々で必ず出てくる「システム思考」で問題解決を図ることが必要なのだろうか？</p>



<p>でも「システム思考」で問題解決できるなら、とっくに解決している問題が沢山あるだろうな？<br>小生にはよくわからない！！</p>



<p></p>
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