無添加素材とは
手に取って匂いを嗅ぐ事から始める
無添加素材や無垢の木を手に取り感触を確かめて、その匂いを確認する。カヌマの無添加素材リフォームはここから始まります。
自然素材という言い方に違和感があるので、化学物質無添加だから無添加素材と言いたいです。
無添加素材の中には、人によっては、嫌いな匂いや手触りがあって当然です。
だから無添加が全て良いわけではありません。
気に入った素材を使うのがその人にとって一番よい事だと思います。
卵の優しさから生まれた無添加素材

卵殻は硬くたまごの内部を保護する役目をして約94%が炭酸カルシウムで出来ています。厚さ0.26~0.38mmの多孔質(穴がたくさんあいているもの)で、その小さな穴のことを「気孔」と呼び、1個の卵に7000~17000個もの気孔があります。
おすすめポイント

製品情報
エッグペイント
施工するだけで、調湿や化学物質の吸着分解、ペット臭や部屋の臭いの元となるアンモニア臭の除去もできます。塗れば塗るほど調湿性能がアップする、他には例を見ない『素材本来が持つ天然の力を活用する機能性ペイント』プラスターボードへの直塗りはもちろん重ね塗りもオーケー。さまざまなリフォームにも使用でき、工期の短縮に直結するのも嬉しいポイント。

エッグウォール
卵殻が持つ気孔のチカラで湿気を吸放湿するエッグウォールなら、湿気が多い梅雨から夏にかけては吸湿し、過乾燥になりがちな冬は放湿することで、一年を通して調湿を行い、室内を一定の湿度に保ってくれるので不快感がありません。エッグウォールシリーズを新築時に貼り、経年で汚れが発生したりした際、エッグペイントで上から塗装するだけで簡単にリフォームができます。

卵漆喰
卵漆喰ならば、今までの漆喰商品に比べてエコロジー性能を実現することができます。「日本の白」とも言える漆喰に新しい彩りと質感を与える卵漆喰。卵の殻をブレンドしたことで、独特の味わいを表現しています。それは「和+エコロジー」の大らかなデザインテイスト。漆喰は強アルカリで細菌やウイルスを吸着してその増殖を抑える効果が!

エッグタイル
一般的なタイルは、冬はひんやりとします。エッグタイルの熱伝導率は0.3w/mkほど。一般的なタイルは1.3w/mkとエッグタイルの熱伝導率は約1/4。これは、卵殻が持つ高い多孔質性によりタイル内部に空気層ができているためです。壁面で使用すると室内の暖められた熱を逃がしにくくします。超軽量のエッグタイルならリフォームの際にも、既存の壁紙の上から施工でき、工期短縮が可能で施工の際のごみを減らすことができます。

人と環境に優しい無添加素材

天然のものは性質上どんどん良くなっていきます。『風化はしても劣化はしない。』
木はどんどん風合いを増し、漆喰はより強固なものに変化していきます。紙のクロスは呼吸性を妨げないので、家自体を長持ちさせることができます。きちんと考えて建てられた住宅は、ただの消耗品ではなく、100年・200年と住み継ぐことが出来るはずです。
おすすめポイント

製品情報
リボス自然健康塗料
リボス自然健康塗料は、塗装後の木部表面に膜を張らず、木に浸透するので、木の呼吸性を妨げず、木そのものの耐久性を維持することができます。 また亜麻仁油は分子がとても細かく、木の導管の奥まで入ることができます。そのため、塗膜がなくとも撥水性を発揮することができ、それにより、汚れも入り込みにくいので、手入れの際とても簡単に汚れを取り除くことができるのです。

スイス漆喰
スイス漆喰は、室内の湿気を吸放湿してくれるので年中を通して快適に過ごしやすい環境を作ることができます。また強アルカリ性で、強い酸化還元作用を持ち、有機物や、空気中のウイルス、匂いまでも吸着し分解してくれる力があるのです。日本の住環境でよく悩みとしてあげられる結露やカビの発生を抑えることができます。

紙クロス オガファーザー
ドイツの新聞紙の再生紙と、木の製材時にでるおがくずを使って作られる環境にとても優しい壁紙です。また、フリースクロスはバージンパルプを使ってできた紙クロスで、スムーズ、柄のついた3種類をラインナップしています。
製法も特殊な圧着方式で、天然成分が主成分なので化学物質の影響を心配せず安心して使えるのが特徴です。

木繊維断熱材シュタイコ
透湿性があるため、過度な湿気から遮り最適に調湿することで、蒸し暑い梅雨時や真夏でもカラリと涼しい室内環境を創ります。
また、防音効果も持ち合わせており、騒音を減少させ心地よい音響効果をもたらし、静かでストレスのない生活環境を提供します。際立って耐久性のある断熱工法であることも約束します。
シュタイコで覆われた家は機能性が高いだけでなく安全性も考慮されているので、居心地よく安心して暮らすことができます。

無垢の木
空気を変える百年杉

杉には他の樹種よりも大きな空気浄化能力があることが報告されています。その香りにはセドロールなどの鎮静効果物質の存在も明らかになっています。住まいの素材で空気が変わります。
おすすめポイント

製品情報

床材
白太部不使用の赤身部のみで構成される製品です。そして、赤身部の色柄を問わないカテゴリーの製品です。色柄の赤っぽいものと黒っぽいものが混ざっています。【百年杉】床材は保有する精油分に応じてグレード分けされています。
枝目
BOTTOM(ボトム)枝目(えだめ)は保有する精油分は最も少ないグレードなのですが、大量に流通している樹齢60年程度高温~中温乾燥杉材とは比較にならない豊富な精油分です。枝跡の多くある「木あじ」です。節が多い板ですから上品さは薄くなりますが「力強さ」「たくましさ」が感じられる雄々しい製品です。埋枝処理を施しています。

小枝
MIDDLE(ミドル)小枝(こえだ)は保有する精油分は中級のグレードになります。とても豊富な精油分です。枝跡は少なくて小さいので、とても気品のある「木あじ」です。埋枝処理を施しています。

肌目
TOP(トップ)肌目(はだめ)はその名の通り、最高級であり最多の保有精油量のトップグレードになります。もの凄く豊富な精油分です。枝跡はほぼありません。これ以上の気品と精油分を有する杉床材を見つけるのは困難なはずです。

壁材
(源平)
床材と違って、「踏む」ことの無い壁や天井材に白太部の使用は適材適所ですので、「白太(しらた)」や「源平(げんぺい)」を含んだ製品構成になっています。赤身部を含む「源平」と白太のみの材がランダムに混ざっています。
(赤身)
【百年杉】の赤身部のみですが色柄の赤っぽいものと黒っぽいものが混ざっています。
源平
(枝目)
枝跡の多くある「木あじ」です。節が多い部位は上品さは薄くなりますが「力強さ」が感じられる製品です。埋枝処理を施しています。
(小枝)
小さい節があり、埋木処理を施したモノも含まれます。
(肌目)
この製品には、針節や葉節(はぶし)と呼ばれる、点状に見える極小の節が含まれます。
赤身
(枝目)
枝跡の多くある「木あじ」です。節が多い部位は上品さは薄くなりますが野趣あふれる製品です。埋枝処理を施しています。
(小枝)
小さな節のみの「木あじ」です。総じて「枝目」よりも精油分豊富で濃厚な香りいです。埋め枝処理はしてあります。上品な中にも生命力を感じるグレードです。
(肌目)
節はあっても小さな節のみの「木あじ」です。総じて「枝目」よりも精油分豊富で濃厚な香りです。埋め枝処理はしてあります。上品な中にも生命力を感じるグレードです。壁1面の縦張り可能な長さになっています。
木を科学する
科学的に解明されている事、抗菌性、調湿性、防虫性、消臭性、他
奈良県産材利用推進課の実証実験で、奈良県産樹齢70~100年の杉材と桧材は、樹齢50年の杉・桧と比較すると抗菌性やダニの忌避性、大腸菌の増殖抑制、ウイルスの不活化、紫外線の軽減等の効果、消臭性や調湿性に優れ、触っても冷やっとしないことで、快適で健康な暮らしに役立つ事が証明された。
木を哲学する
新月に切った木にまつわる話は、科学的な根拠は、はっきりとしていないが古来から受け継がれてきた知恵。火が燃えつかない。腐らない。暴れ・くるいが無い。
木に単なる自然物としてではなく、深く考察することで、様々な気づきや問いが生まれてくる。
木は悠久の時を生きる。樹齢数百年、千年以上を超える時を生きる木は、私たち人間よりも遙か長い時間軸の中に存在している。
木の変化と不変性、季節の移ろいの中では、葉を茂らせ花を咲かせ、実を結び落葉する。木は変化しながらもその根を大地に張り、同じ場所に立ち続けている。
木は人の繋がりと家族の象徴、根を張り、枝を伸ばす木の姿は、家族やコミュニティの繋がりを象徴する。
木は人の精神的な拠り所。
古代から、老木は神聖な場所として崇められたり、精霊が宿ると考えられたりしてきた。老木は、人々の精神的な拠り所となり、畏敬の念を抱かせる存在である。
自然との調和:木は自然の一部であり、その環境に適応して生きている。その姿は、人間が自然とどのように共生していくべきか考える上で、多くの示唆を与えてくれている。
適材適所とは?
ビジネスでは、人の能力や適性、または物やものの性質に応じて、それに合った役割や場所、部署に配置する、また利用することである。
元々の意味は、伝統的な日本建築で、木材の種類や性質に応じて最適な場所に使い分けることから生まれた。
法隆寺宮大工の棟梁だった、西岡常一さんは、山の北側に生えていた木を北側に使う。南側に生えていた木は南側に使う。
これが、適材適所だ。と仰っていた。
カヌマは、杉、桧の適材適所を健康長寿住宅で差別化。