木について考える
木を科学する
科学的に解明されている事、抗菌性、調湿性、防虫性、消臭性、他
奈良県産材利用推進課の実証実験で、奈良県産樹齢70~100年の杉材と桧材は、樹齢50年の杉・桧と比較すると抗菌性やダニの忌避性、大腸菌の増殖抑制、ウイルスの不活化、紫外線の軽減等の効果、消臭性や調湿性に優れ、触っても冷やっとしないことで、快適で健康な暮らしに役立つ事が証明された。
木を哲学する
新月に切った木にまつわる話は、科学的な根拠は、はっきりとしていないが古来から受け継がれてきた知恵。火が燃えつかない。腐らない。暴れ・くるいが無い。
木に単なる自然物としてではなく、深く考察することで、様々な気づきや問いが生まれてくる。
木は悠久の時を生きる。樹齢数百年、千年以上を超える時を生きる木は、私たち人間よりも遙か長い時間軸の中に存在している。
木の変化と不変性、季節の移ろいの中では、葉を茂らせ花を咲かせ、実を結び落葉する。木は変化しながらもその根を大地に張り、同じ場所に立ち続けている。
木は人の繋がりと家族の象徴、根を張り、枝を伸ばす木の姿は、家族やコミュニティの繋がりを象徴する。
木は人の精神的な拠り所。
古代から、老木は神聖な場所として崇められたり、精霊が宿ると考えられたりしてきた。老木は、人々の精神的な拠り所となり、畏敬の念を抱かせる存在である。
自然との調和:木は自然の一部であり、その環境に適応して生きている。その姿は、人間が自然とどのように共生していくべきか考える上で、多くの示唆を与えてくれている。
適材適所とは?
ビジネスでは、人の能力や適性、または物やものの性質に応じて、それに合った役割や場所、部署に配置する、また利用することである。
元々の意味は、伝統的な日本建築で、木材の種類や性質に応じて最適な場所に使い分けることから生まれた。
法隆寺宮大工の棟梁だった、西岡常一さんは、山の北側に生えていた木を北側に使う。南側に生えていた木は南側に使う。
これが、適材適所だ。と仰っていた。
カヌマは、杉、桧の適材適所を健康長寿住宅で差別化。
空気を変える百年杉

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