もう一つ、某リフォーム会社施行の後始末です。
下の写真はユニットバスの天井の梁といわれている部分を写したものです。
ひずんでいるのが分かりますか?

何故、こういう事態になってしまったか?
それは、リフォーム会社が、メーカー(或いは住設商社)にユニットバスを発注するときに、グレードとサイズを知らせただけで注文してしまった事に起因します。
建物の梁があたる場合は、梁欠きといって梁が当たる部分の一部天井と壁をカットして、下げた状態で現場に搬入して組み立てます。
しかし、この工事をしたリフォーム会社は、それを梁欠きをしない(恐らく知らない)で、標準品を取り付ける予定だったのでしょう。
また、悪いことに、ユニットバスの施工業者は、メーカーの研修を受けたことのない業者が工事をしたようです。
そんなことで、現場で梁の部分をカットして部材を取り付けたところ、たわんでしまいました。
リフォーム業者は、『雨が排気ダクトより入って雨の重みでたわんだ』と、排気口の廻りがしっかり防水できていないために、雨が入ったことが原因だと言ったそうです。
しかし、よくこんなこと言えますね~

対策としてユニットバスの天井と四方の壁を全部取り梁欠き部分をやり直しました。
勿論メーカーの施工研修を受けている職人さんの施工です。
写真で梁の部分がまっすぐになったのがお分かり頂けると思います。