三鷹天命反転住宅の見学会に参加した。

荒川修作とマドリン・ギンズ夫妻による超未来住宅で、人間の精神を鍛え強靱な身体を造り住む住宅だそう。

CASAには、「死なないための住宅」とある。

平らなところが殆ど無い住宅である。

見学中に色々なことを考えた。

人が生活している24時間のうち最低1/3は、睡眠をとるのだが、一部屋だけ平らな部屋があり、そこで睡眠を取るのだろうか?

それとも凸凹のあるリビングダイニングで寝るのだろうか?

睡眠をとる場所が人生で一番重要な場所だと思うので、そんな疑問がわいた。

1階に事務所があり、そこには、この意匠で高層にしたパースが置いてあった。

それを見たときに思ったのは、黒川紀章等のメタボリズム運動による意匠に共通するものがあると思った。

特に黒川紀章の中銀カプセルマンション・・・

また、16色の塗料で色彩豊かにするだけではなくて、住環境に欠かせない木材を使用しなかったのは何故か?等々・・・

筆者は絶対に住めない住宅だと思うが、考え方は非常に面白く今後の参考になると思う。