空から見た霞が関の屋上緑化とその熱環境改善効果について
-屋上緑化が熱い霞が関(ヒートアイランド)を冷やしている-
ヒートアイランド現象の緩和、豊かな自然的環境の創出のためには、既成市街地における緑化の推進や緑地の創出が求められています。
国土交通省では、都市における緑の有効な確保手法として、屋上緑化の普及推進を実施しています。その一環として、平成12年度より、霞が関の官庁街の屋上緑化を進めてきました。
今回、屋上緑化の効果を視覚的にわかりやすく把握するため、夏季に、霞が関の上空からの熱画像等の撮影を実施しました。その結果(速報)は次の通りです。
霞ヶ関官庁街に於いて、延べ約14,500㎡(テニスコート約55面)の屋上緑化を整備しました。(平成20年3月末現在)
中央合同庁舎第3号館の屋上を上空からサーモグラフィと現地での実測によって温度の測定を行ったところ、緑化された区域の表面温度はタイル面のものと比較して11~17℃程度低くなっていることが確認されました。
(平成20年8月29日:国土交通省HP報道発表資料より)
上記の内容を見つけました。
・・・・ますますわからなくなってきたぞ!
今月の日経エコロジーには、LCAについては、壁面緑化がCO2の発生は一番多いと書かれていたが、年間の環境負荷としては一体どうなのだろう?
正確な計算をしないと評価はできないだろうが、夏期の冷房負荷は減ったとしても、冬期の暖房負荷は増えるのではないか?
是非、国土交通省はLCAの分析結果を公表して欲しいと思います。