久しぶりに、狭山にある加藤木材さんを訪問しました。

社長の加藤政実さんは、兎に角、木が大好きで、木を愛し、木にこだわりを持っている人です。

特に彼の100年杉にたいするこだわりは徹底しています。

化学物質で出来ている塩ビ製の壁紙を嫌い、100年杉のフローリングに、リボスという自然塗料で色を付けた、オガファーザーという紙と木から出来ている壁紙。部屋にあるのは100年杉で造ったベッド。

医学的、科学的には解明され尽くしてはいないけれど、よく眠れるようになった。こどもの慢性鼻炎が良くなった。他にも色々な効用があるようです。

本日加藤社長と仕事には、哲学が必要だろうという話をしました。

昔の大工の棟梁、左官職人の親方には仕事にに哲学があった。しかし、今の職人は、他の人のことを考えずに、自分の仕事が終わりさえすれば良い。他人のことを全く考えない職人が多くなったと言う話をしました。

だから、昔の大工の棟梁は、尊敬される立場だったのだろう。

本日は、環境問題、建築論その他多岐にわたる話ができて、とても有意義な一日でした。

加藤社長は何年経っても熱く語る人でした。これからも、当社の提携仕入先として宜しくお願いします。