当社の戸田市のお客様のお宅の屋根に熱交換塗料を塗らせて頂いた。

コロニアルの屋根だが、夏場の暑さが耐えられないと言うことで、今回の屋根の塗装を依頼された。

メーカによれば、熱交換塗料とは、温度上昇を抑制する働きにより、冷房機器等の電気料金の削減が可能。

CO2の削減やヒートアイランドの緩和にも繋がる省エネ&エコ技術。

環境問題にも貢献できる技術で、助成制度を設け補助金を出している自治体も増えている。

「熱交換」という誰も考えつかなかった方法で「太陽の熱エネルギー」を瞬時に「運動のエネルギー」に変換してしまうということだ。

その結果、真夏の強い陽射にさらされた鉄板も、手で触れられる温度以上に上がらないそうだ。

熱交換の原理は、塗料の表面に当たった「太陽光線」は一度、「熱エネルギー」に変わる。

それが塗料の中の「熱交換物質」に触れる事によって「運動エネルギー」に姿を変え、「その場で消費」されてしまう。「熱交換物質」は、ミクロン単位の薄い塗膜の中に注入されている。

今までの断熱の考え方は、太陽光線を「反射によってはじき返す」という単純な考え方だった。

その為に塗料は、光沢の有る物か、白、又はそれに近い色でないと十分な反射効果が期待出来なかった。

それどころか初期反応能力が時間と共に失われて行くという致命的な欠陥があった。

その原因は、塗装面に堆積して行く様々な汚れだ。

「黄砂」「車塵」「大気中の粉塵」----それらが複合的に反射を阻害し、同時に断熱効果をも阻害してしまう。

「熱交換塗料」はそうした汚れは勿論、傷にも、摩耗にも影響を受ける事無く、長く効果を維持可能だ。

そして何よりも、色によって断熱効果に差が生じる事はない。

それは「反射塗料その物の欠点」だ。

反射能力が低下した時の事を考えて見て見ると、反射を免れた太陽熱は反射材をすり抜けて、下に塗られた断熱層に侵入する。

そして熱がこもって溜まるために、遮断効果は期待出来なく成るということだ。

特にセラミック等を用いると、「それ自体が蓄熱体」として働くという実に皮肉な結果を招いてしまう。

「熱交換塗料」は、表面で熱を消費してしまうので下の断熱層が熱を抱え込む様な事は全くない。

自然に逆らわない「太陽熱交換方式」には本当のエコロジーが見えてくる。・・・・と言うことだ。

実際に、お客様のお宅の屋根は、塗ったところと塗らないところがあったので、両方の温度を計測した結果の写真を撮影した。

撮影日時は8月10日 午後2時頃 外気温35℃ 快晴であった。

メーカーの主張している効用通りの結果が出た。

熱交換塗料のご用命は、あなたの夢を叶えるお手伝いをする鹿沼工務店に!!