10月30日、鹿沼工務店の社員でフォレスト西川さんへお邪魔してきました✨

フォレスト西川さんは、地元・埼玉県飯能市で育つ「西川材」という材木の製材・加工を行っている会社さんです。※1

西川材は、地元の林業者によって丁寧に育林し生産されており、その名前の起源は、江戸時代まで遡ります。当時は電気がなく、明かりには火を使っていました。そのため火事の多かった江戸(東京)へ筏(いかだ)で建築材料を流していたとのこと。江戸の西の川からくる木材なので、「西川材」と呼ばれるようになったそうです。

モデルハウスにお邪魔してまず思ったのは、空気が良いということ!!

温かみがあり、美しい作りのモデルハウスでした~~!!

早速説明を受けます。

材木は伐採してすぐに加工が出来る訳では無く、加工をする前に入る「乾燥」という工程が大事だといいます。主にフォレスト西川さんで行われている乾燥方法は2つ!

●天然乾燥 ●高温乾燥

という方法でした🌲

フォレスト西川さんがベースとしているのは、天然乾燥!!

高温乾燥は、材木の表面の反りや割れは起こりづらく、工事後の「思っていたイメージと違う」といったクレームが少なかったり、職人さんとしてはやりやすかったりするそうなのですが、高温で乾燥させる事により、木の内部の細胞のくっつきがなくなってしまうみたいで・・。それにより、割れが内部で起こりやすくなってしまうそう。

天然乾燥は逆で、表面上の割れや反りは出やすい素材ではあるけれど、内部はしなやかに仕上がっている為、強度は天然乾燥のほうがよりしっかりしているみたいです・・!

そして木独特の香りや色、なめらかさなどを楽しめるのはやはり天然乾燥✨

天然乾燥した材木は、しっかりした強い木ではあるけれど、工事をしていると稀に、木それぞれの癖が出てしまう事で、思っていたのと違うと思われてしまうこともあるそうですが、そういうものを見る度に、やっぱり木も生きてるんだな~~!!と感じるとおっしゃってました😄

(あくまでお勧めしているのが天然乾燥というだけで、お客様からの要望があれば高温乾燥も対応していらっしゃいます)

檜と杉の椅子。実際に持ち上げて重さを確認しました!檜の方がズッシリ!
一般的に出回らない材木もノッティという商材で取り扱っています。味のある一品に✨
ワークショップや学校の見学など、木を知り触れ合う機会をたくさん取り入れてくださっています。

購入を悩まれてるお客様などには、実際に山を見て、工場・製材まで見られる伐採見学ツアーも提案してくださるそう。

工場内の見学レポートについては、次回のブログで説明したいと思います👌

またよろしくお願いします!

(※1、今は事業拡大の為西川材だけでなく、東京都青梅市で育つ「多摩山材」という山材にも手を広げているようでした。)